FXと世界経済のつながり
FX(外国為替証拠金取引または外国為替保証金取引)取引は、いろいろな国の通貨同士を売買する取引のことをいいます。
FX取引と世界経済にはどのようなつながりがあるのでしょうか。
FX取引は、通貨を売買する金融商品ですから、国の通貨の政策金利を決定付ける大きな要因として、国のその通貨を発行する経済だけではなく、グローバルな視点で、世界経済に注目する必要があります。
FXと世界経済のつながりが顕著に現われた例としては、2008年9月に世界経済をゆるがした、アメリカの老舗優良企業であったリーマン・ブラザーズの破綻があげられます。
この出来事は、リーマン・ショックと呼ばれ、世界各国の経済は、リーマンショックを境に悪化の一途をたどり、各国の政策金利も下落を続けることになりました。
FX取引は外貨を売買する取引ですから、国の政策金利はFX取引に大きな影響を与えます。
通常、たとえば、ある国の経済不況や政治不安が、自国の中で治まるような規模の場合は、その国の政策金利の引き下げにとどまるケースや、対輸出国や対輸入国など、限られた範囲の国だけに影響を及ぼすというケースが一般的です。
それが、たとえばリーマン・ショックのような経済大国であるアメリカで起こった経済問題は、世界経済規模となり、いろいろな国が政治的に、そして経済的に結びつきがある関係で、その影響は多大なものになります。
そのため、FX取引を行うには、取引を行っている通貨ペアの国の政治や経済の動向だけではなく、広くは、その国が関係する国々の経済状況や、さらには世界経済に目を向ける必要があります。